飲んだ水分は体のどこに行くか


口から摂り入れられた水分は、胃や腸から吸収されて血液中に入り、最終的には全身60兆個の細胞に吸収されていく。


しかし、この重要な水分は、一方でマイナスの一面がある。

例をあげればすぐにわかる。

それは体が雨に濡れると冷えたり、風呂上がりに十分に皮膚の水分を拭き取らないでいると湯冷めしたり、また、「冷却水」という言葉があるように、水はモノを冷やすという面である。


では、体温より冷たい水分をたくさん飲んで胃腸を冷やすとどうなるだろうか。

胃腸の働きが低下し、胃腸から血液への水分の吸収が悪くなって、胃袋や腸壁の中に水分がたまってしまうことになる。

少し動いただけで、胃のあたりからポチャポチャと水の音(振水音)がする人は、胃腸が冷えて、余分な水分がたまっている証拠だ。

私達の体の中の細胞・組織・臓器などは、つきつめれば、「水分」と「体熱(36・5℃以上の体温)」によって働いている(=代謝)


よって、体温が低かったり、ある臓器・組織・細胞の周囲が冷えていると、細胞は血液の水分を吸い上げる力が低下する。


こういう状態では、たとえ飲んだ水分が胃腸から順調に吸収されて、全身の細胞に血液とともに運ばれたとしうても、細胞内に水分が吸収されず、たとえば、皮下の細胞と細胞の間(細胞間質)に水分が」たまってしまう(細胞外液)。

これが浮腫=むくみになる。


「みずみずしい肌」や「若々しい筋肉・骨・内臓」を保つために必要な水分とは、「細胞内の水分」のことであり、細胞外液、つまり、胃袋、腸管、副鼻腔、肺胞、皮下の細胞と細胞の間(細胞間質)、血液中、眼の水晶体などの水分は多く存在しても、それは害にこそなれ、若さや健康を保つ要因にはならない。


したがって、私たちの体は細胞外液が多い場合、それを体外に出して捨てて、少しでも体を温めようというメカニズムが働く。


ここはちょっと難しいところだが、いま、あなたの体の中で何が起こっているかを知る大事なポイントだ。


体をみずみずしくして若さを保たせるための水分とは、「細胞の中に含まれている水分」だ。

これを「細胞内液」という。


これに対して、細胞の外に存在する水分を「細胞外液」という。

細胞と細胞の間や胃袋、腸管の中、鼻汁をためている副鼻腔の中、皮下の細胞と細胞の間……といったところにたまっているものが該当する。


「みずみずしい体になるため」と水をガブ飲みしていても、細胞の中には入らない。

それどころが、細胞外液が増えてしまうため、残念ながら細胞は「干物」状態になってしまう。


逆に、たとえ体内の水分量の総量が減ったしても、細胞に必要な水分が行きわたっていれば、その体はみずみずしい。


つまり、「細胞内液の多い体」は若々しく、「細胞外液の多い体」は乾燥が進んでいるというわけだ。


では、体の中では、どうやって水分が細胞内液と細胞外液に振り分けられるのだろか。

いうなれば、「体の中の水分コントロール」の仕組みである。


株式会社三笠書房
女性は体を「乾燥」させてはいけない
石原 結實・石原 エレーナ 著
P28〜32 より引用



パルクレールジェルの最安値購入【ニキビケアのお肌悩み対策】 トップページ

FX業者